最小分散

レバレッジド最小分散ポートフォリオの頑健さについて

投稿日:2019年10月5日 更新日:

先日Twitterでレバレッジ3倍ETF(以下レバETF)についてお話を伺いました。

細かい内容については書きませんが、過去に起こったことのなかから最良と思われる方法をとってもそれがこれからも最良の方法とは限らないし、過去に起こらなかったショックに対して耐性があるかどうかはわからないので、なるべく頑健な方法での運用しておくのが一先ず安心なのだと再認識しました。

再認識と書きましたが、タレブの書籍はいくつか(ブラック・スワン、強さと脆さ、まぐれ、反脆弱性)読んでいて、ブラック・スワンという事象 (予測できない事象)が存在することは知っていました。

ただ、目の前のパフォーマンスに囚われて見てみぬ振りをしていたというわけです。

ブラック・スワンを意識して「なるべく頑健な方法での運用」となると、そもそもレバETF自体使用しないほうが…と、これまでの運用について不安に感じた部分があるので少し考えてみました。

なるべく頑健な方法

なるべく頑健な方法となると、すぐに思いついたのはポートフォリオのレバレッジを下げることでした。

例えば、ROKOHOUSEさんの可変レバレッジドPFのようにBNDで薄めればレバレッジは下がります。

あるいは(こちらもROKOHOUSEさんですが)レバレッジドオールウェザーのように、金やコモデティで薄めることもできます。

他には(こちらはTwitterでアドバイスをいただいたのですが)、レバETFとレバレッジのかかっていないETFを組み合わせることでもレバレッジを下げることができます。

債券部分についてはデュレーションを長くすることで擬似的にレバレッジをかけることも可能です。(ROKOHOUSEさんの記事ではTMFをEDVで代用していましたね。)

EDVは流動性がいまいち…とのことでしたが、SPYとEDVで組み合わせればレバETFを使用せずSPYとTLTの組み合わせよりもリターンをあげることができるかもしれません。

余談ですが100年債などの超長期債の発行も検討されているようなので、今後ETFのバリエーションが増える、あるいは既存のETFのデュレーションが長くなるかもしれませんね。

いずれの方法でもポートフォリオのレバレッジを下げ、頑健さを増すことができるのではないでしょうか?

バックミラーを見ながらの運転

バックテストに意味があるのかどうかは一旦置いておくとして、例に挙げた組み合わせの2010年からの推移です。(数値はすべてPortfolio Visualizerのものです。)

2010年からのパフォーマンス(グラフ)
2010年からのパフォーマンス(表)

なお、ここまで「そもそも最小分散が機能しない」という可能性については触れませんでしたが、もちろんその可能性もあります。

頑健な運用のつもりで最小分散をとりいれていますが、これもあくまでバックミラーを見ながらの運転なのですよね。

すごくいい方法に思えても一つの方法にこだわらず分散するのがよいのかなと思います。  

今後の運用について

さて、ここまでの検討を踏まえて今後の運用についてです。

正直なところ迷っています。

先日リバランスをしたのはこれまで通りSPXL+TMFの最小分散を続けようと思ったからです。

現在、資産全体の半分程度をレバ最小分散で運用しており、すでに薄まっているということが大きな理由のひとつです。

それでもまだモヤモヤしているので、急に方針を変えるかもしれません。

なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、これだけ悩んでいることを記録しておくのもいつか何かの役に立つかな?

ブラック・スワンなんてこなければいいと思うのですが、いつか来るかもしれない(来ないかもしれない)ブラック・スワンに備えてなるべく頑健な、できれば反脆いポートフォリオで運用したいものですね。

※投資は自己責任です。

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