先日の検証でAccelerating Dual Momentum(加速デュアルモメンタム)の採用を決めましたので運用方法について書き留めておこうと思います。
どうでもよいのですが毎回「Accelerating Dual Momentum」「加速デュアルモメンタム」と書くと長いので、文字制限のあるTwitterでは「ADM」と記載しています。
ブログは文字制限がありませんのでできるだけ頑張りますが、めんどうになったら「ADM」と記載するかもしれません。
あしからずご了承ください。
前回の検証記事はこちらです。
Accelerating Dual Momentumの運用方法
使用する投資信託は以下の3つです。
- 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
- 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
- 野村DC外国債券インデックスファンド
毎月15日を基準に、この3つの投資信託のモメンタムを過去1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の期間で計測します。
計測したモメンタムが負でなければ、MSCI-KOKUSAIと新興国でモメンタムの大きなほうを、どちらも負のモメンタムの場合には外国債を保有します。
図にするとこんな感じですね。

なお、具体的なモメンタムの計測については、QDMさんが公開されているスクリプトを使用してモーニングスター社のWebサイトから過去の株価を取得します。
QDMさんが公開されているスクリプトはこちらです。
GASで投資信託の基準価額時系列CSVデータを自動取得して、Googleスプレッドに表示してみる https://t.co/CO8d2vwe8U #Qiita
— QDM (@9steps) May 13, 2019
個人的な感想ですが、コレすごく便利です。
スクリプトを提供してくださったQDMさん、データを提供してくださったモーニングスター社に感謝です。
話がそれましたが、取得した株価から対象期間の騰落率を計算したら、1ヶ月=33%、3ヶ月=33%、6ヶ月=34%の比率で3つの期間の加重平均*を算出します。
こうして算出したモメンタム指数をもとに、先程のフローチャートに沿って保有する資産を決定します。
*正直なところ単純に騰落率を足して比較してしまってもよい(先日の記事に掲載したフローチャートでは”Compute 1 + 3 + 6 Month Momentum Signal”と記載されていました)と思うのですが、検証に使用したPortfolio Visualizerでは加重平均を使用していましたので一応そちらに倣うかたちをとっています。
運用方法については以上ですが…結構単純ですよねぇ。
※投資は自己責任です。