バリュー 投資の話

投資対象としてのグローバルニッチトップ企業100選

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グローバルニッチトップ企業100選が6月末に発表されました。

グローバルニッチトップ企業って?

レーザーテック、東洋合成など今年の爆謄銘柄が含まれていたのでちょっと気になって調べてみました。

グローバルニッチトップ企業ってなんだろう?

さて、グローバルニッチトップ企業ってなんでしょう?

Wikipediaで調べてみました。

グローバルニッチトップ(英:Global Niche Top、英略:GNT)はニッチ分野における世界市場でのトップ企業を指す経済用語。ドイツのハーマン・サイモンによって提唱された概念を元に経産省が考案した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハーマン・サイモンによって提唱された概念というのは「世界市場で1~3位もしくはアジアやヨーロッパ、北米などの複数国をまたがる広域地域シェアで1位を獲得した企業で、40億ドル未満の企業規模、一般的に知られていない企業」というものだそうです。

で、それを元に経産省が考案した2019~20年版の定義がこちらです。

  • 大企業:特定の商品・サービスの世界市場の規模が100~1,000億円程度であって、過去3年以内において1年でも、概ね20%以上の世界シェアを確保したことがあるもの
  • 中堅企業・中小企業:特定の商品・サービスについて、過去3年以内において1年でも、概ね10%以上の世界シェアを確保したことがあるもの

投資対象になりえるか

グローバルニッチトップ企業は、世界に誇る技術があって、それによって大きなシェアをもっているということはわかりました。

そういう企業ならよい投資先になるのでは?

ということで、現在の株価とPER、PBR、ROE、配当利回りを調べてみました。(PER、PBR、配当利回りは株探、ROEはバフェットコードを参照しました。)

GNTバリュエーション.png
GNTバリュエーション

PERの最高は104、PBR1以下~30超までバリュエーションはかなり幅広いですね。

傾向としてはROEが高い企業が割高なので、やはり利益を出している会社が評価されているということですね。

まぁ、技術を持っていても利益が出せないと意味がありませんしね。

そういえば、ピーター・リンチが良い商品があっても、売り上げに占める割合が小さければ株価への影響は小さいといっていました。

ということで、GNT製品の売り上げに占める割合、利益に占める割合を調べてみました。(いずれもバフェットコードから、不明な場合は有価証券報告書を参照しています。)

GNT売上・利益.png
GNT売上・利益

カッコ内の企業名(例:ミクロンの(デンソー 17%)など)は1社でセグメントの売り上げを10%以上占める場合に記載しています。

あまり大きな割合を1社が占めていると、値下げを強要されられたりとか、もっと悪いとその企業が倒産したら売り上げがなくなってしまうとかリスクがありますよね。

セグメント毎の売り上げや利益しか調べられなかったものばかりなのでもっと深く調べる必要はあります。

それでも、例えば日機装は「航空機逆噴射装置向けカスケード」で選ばれたわけですが、売り上げに占める割合は5%弱とこれでは全体の利益(ひいては株価の上昇)に対する貢献度は小さそうというのはわかります。

あ、ちなみに色がついているのが僕が気になった企業、黄色は投資対象になるかな?と思った企業で、赤色はよさそうなんだけど高いな..と思った企業です。

まだバリュエーションが低めでROEが高め、ざっくりEPS伸びてそうというだけで選んだので細かいところは見ていません。

個別の銘柄研究はまたあとでやってみようと思います。

※投資は自己責任です。

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