まだ年末まで少しありますがモメンタム計測のタイミングになりましたので、2019年の運用成績をまとめてみました。
惨憺たる結果です。笑ってやってください。
目次
2019年の運用成績


標準偏差が高いうえにリターンもでない、結果20%以上もアンダーパフォームするとなるとさすがにヘコみますね。
トレードの回数が増えるとパフォーマンスが下がるというのを身をもって経験しました。
完全に余計なことしかしていない1年でしたね。
敗因分析
以下、自分なりの敗因分析です。
敗因その1:モメンタムのターンじゃなかった。
モメンタムとバリューはマイナスの相関のようなので、バリューのターンだった2019年はモメンタムにとっては厳しい環境だった。
敗因その2:投資信託のトレードの遅さが致命的。
スイッチのある月は売却~買付までの空白期間で営業日の1/4~1/3くらいを無駄にしてしまう。その結果、上昇を取り逃すことになった。
敗因その3:トレード回数が多い。
ADMはODMより感度が良い分、ころころ保有するファンドが変わってしまい、敗因その2と相俟ってリターンの低迷につながった。
その2、その3は前もってわかっていたんですけどね…思ったより影響が大きかったということでしょうか。
今後について
2019年はTwitterで小塚先生(@keeping_safety)はじめバリュー投資家の方々の動きを注視していました。
周りが意気消沈して売ろうとしている時に買い、周りが高揚した気分でいる時に売るには最大限の理性と勇気が必要だが、そうすることで最大限の利益が得られる。
ジョン・テンプルトン卿
この言葉は小塚先生のブログでとりあげられていたものですが、この言葉のとおりバリュー投資家の方々はみんなが悲観的なときに嬉々として買い向かっていました。
(そしてそのころADMは国債へ避難していくのです…)
先生方の動きを真似していくと、どうもモメンタム投資のトレードのタイミングが気持ち悪く感じてしまうのですよね。
今年はバリュー株のターン、来年はモメンタムのターンということも考えられるのですが、モメンタム投資に対して自信が持てないまま、違和感を感じながらAMDを続けるのはちょっと難しいかなと。
モメンタム投資をするにしても、もう一度勉強して自信をつけてからにしようと思います。
次の運用方法はまた別の記事を書こうと思っていますが、ハンドクラフト法の分散投資、新興国が候補になるかなと思っています。
※投資は自己責任です。