続けてAccelerating Dual Momentumについての記事を書いてきましたが、5月15日の実績がでましたのでモメンタムの測定を行いました。
なお、今月からAccelerating Dual Momentumの運用に切り替えましたので、それにあわせて記事の題名も変更しています。
Accelerating Dual Momentumの詳細については過去の記事をご参照ください。
検証の記事はこちら
運用方法の記事はこちら
それではさっそく現時点(2019/5/15)のモメンタムをみていこうと思います。
目次
モメンタム判定(2019/5/15)
各投資信託の価格は以下のとおりです。
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そして、この価格から判定するパフォーマンスの加重平均は以下のとおりでした。
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というわけで5/15~6/15の期間で保有するのは「野村 DC外国株式インデックスF・MSCI」ということになります。
ちなみにデュアルモメンタム(オリジナル)の場合はこんな感じでした。
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たまたまですが同じ結果でしたね。
昨年末からのパフォーマンス
最後に運用開始しした昨年末からのパフォーマンスを確認しておきます。
今回からグラフも少々変更になっています。
加速デュアルモメンタム(赤)、デュアルモメンタム(黄)はそれぞれ開始から運用していた場合のグラフです。
その他、 野村 DC外国株式インデックスF・MSCI(緑)、野村 新興国株式インデックスF(確定拠出)(橙)、野村 DC外国債券インデックスF(水色)、野村 DC国内株式インデックスF・TOPIX(紫)については開始からBuy and Holdした場合のグラフです。
残った資産推移(青)は、2018/12/28~2019/5/15までデュアルモメンタム(オリジナル)の運用、2019/5/15~は加速デュアルモメンタムの運用ですが、実際の資産の数値を指数化しています。
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開始から今まで同じ運用だったはずのデュアルモメンタム(黄)をアンダーパフォームしていますが、これは投資信託の手続に時間がかかるため切り替え初期の上昇を取り逃がしているからです。
取引の時差における絶対モメンタム投資へのパフォーマンスの影響は過去に検証しました。
加速デュアルモメンタムへの影響は確認中ですが、同じようにアンダーパフォームすると思われます。(検証中ですのでおって記事にする予定です。)
まとめ
今回のモメンタム判定は実はかなり微妙な判定で、昨日(5/14)は「野村 DC外国債券インデックスF」を示していました。
株式のモメンタムが失われつつあるように感じていますし、このままホールドするのも怖いと感じる一方、昨今の相場は下がってもすぐ戻ることが多いのでホールドしたいとも感じています。
そんなこといっても相場が読めないからモメンタム投資を採用しているのですよね。
割り切って自分の採用した方法を堅持するのがよさそうです。
※投資は自己責任です。